Booking作成者とヤードのコンテナ動静登録担当者が違うケースにおいて、Booking作成後にヤード担当者が特殊コンテナ(Reefer / Flat rack)を、誤って 別のBookingに割り当てた場合、システム内でデータの不整合が発生し、通常の削除処理ではデータの修正が行えないため、以下の対処が必要になります。
事象例:誤って別のBookingにR5のコンテナ動静を登録したケース
Booking MasterにはD2が1本しか登録がありませんが・・・・
ヤード担当者が特殊コンテナ(R5)の割り当てるBookingを誤った場合・・・
Bookingデータに不整合が発生します。本来登録されるべきでないR5のコンテナがContainer Informaitonタブに表示された。
この状態となった場合、Container InformaitonタブにおいてR5の行を削除しようとしても以下のエラーが発生し削除できません。
【対処方法】
以下の手順によりデータの修正を行います。
- Booking Master画面より以下の操作を行います。
1)Booking Container Qty欄より、Add Rowボタンを押して行を追加し、誤って追加された特殊コンテナのサイズ、タイプ、Qtyを登録します。
2)Special Cargoの欄を開き、該当する特殊コンテナにチェックを入れ、Saveボタンを押し、登録します。 - チェックを入れた特殊コンテナの「Go」ボタンを押し、Special Cargo Request画面を開きます。
- 開かれたSpecial Cargo Request画面より、特殊コンテナの情報を仮登録します。
必要情報を仮の数値で全て設定し、Saveボタンを押し保存します。 - 保存後、同画面のContainer Listより誤って追加された特殊コンテナの行にチェックを入れ、Delete Rowボタンを押します。
- 保存時に以下のメッセージが表示されますが、全てOKボタンを押します。
- Go to Bookingボタンを押してBooking Master画面に戻ります。
- Container Informaitonタブに移り、誤って追加された特殊コンテナの行を選択の上、Delete Containerボタンを押し、Saveボタンを押して登録します。
- Special Cargo欄のチェックを外し、Booking Container Qty欄に追加した誤った特殊コンテナの行をDelete Rowボタンで削除の上、Saveボタンを押し保存します。
(*Special Cargo欄のチェックとBooking Container Qty欄の行の削除を行う順序は、どちらが先でも構いません。)
更新後 - Container Informaitonタブに移動し、R5の行が消えている事を確認致します。
- Bookingデータの不整合は解決しましたが、誤ったコンテナ動静が残っている場合、Amendment画面でコンテナ動静を削除し、Saveボタンを押して保存してください。
*削除していない場合、そのコンテナは別のBookingに指定できません。
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