誤って別のBookingに特殊コンテナを割り当ててしまった。

変更日 月, 14 7月 で 11:34 午前

Booking作成者とヤードのコンテナ動静登録担当者が違うケースにおいて、Booking作成後にヤード担当者が特殊コンテナ(Reefer / Flat rack)を、誤って 別のBookingに割り当てた場合、システム内でデータの不整合が発生し、通常の削除処理ではデータの修正が行えないため、以下の対処が必要になります。


事象例:誤って別のBookingにR5のコンテナ動静を登録したケース


Booking MasterにはD2が1本しか登録がありませんが・・・・


ヤード担当者が特殊コンテナ(R5)の割り当てるBookingを誤った場合・・・

Bookingデータに不整合が発生します。本来登録されるべきでないR5のコンテナがContainer Informaitonタブに表示された。

この状態となった場合、Container InformaitonタブにおいてR5の行を削除しようとしても以下のエラーが発生し削除できません。


【対処方法】

以下の手順によりデータの修正を行います。

  1. Booking Master画面より以下の操作を行います。
    1)Booking Container Qty欄より、Add Rowボタンを押して行を追加し、誤って追加された特殊コンテナのサイズ、タイプ、Qtyを登録します。
    2)Special Cargoの欄を開き、該当する特殊コンテナにチェックを入れ、Saveボタンを押し、登録します。

  2. チェックを入れた特殊コンテナの「Go」ボタンを押し、Special Cargo Request画面を開きます。

  3. 開かれたSpecial Cargo Request画面より、特殊コンテナの情報を仮登録します。
    必要情報を仮の数値で全て設定し、Saveボタンを押し保存します。


  4. 保存後、同画面のContainer Listより誤って追加された特殊コンテナの行にチェックを入れ、Delete Rowボタンを押します。

  5. 保存時に以下のメッセージが表示されますが、全てOKボタンを押します。


  6. Go to Bookingボタンを押してBooking Master画面に戻ります。


  7. Container Informaitonタブに移り、誤って追加された特殊コンテナの行を選択の上、Delete Containerボタンを押し、Saveボタンを押して登録します。

  8. Special Cargo欄のチェックを外し、Booking Container Qty欄に追加した誤った特殊コンテナの行をDelete Rowボタンで削除の上、Saveボタンを押し保存します。
    (*Special Cargo欄のチェックとBooking Container Qty欄の行の削除を行う順序は、どちらが先でも構いません。)

    更新後

  9. Container Informaitonタブに移動し、R5の行が消えている事を確認致します。
  10. Bookingデータの不整合は解決しましたが、誤ったコンテナ動静が残っている場合、Amendment画面でコンテナ動静を削除し、Saveボタンを押して保存してください。
    *削除していない場合、そのコンテナは別のBookingに指定できません。




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